組織に貢献度が高い人の葬儀の形

2021年02月23日
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会社や団体にとって、生前それに大きく貢献することがあった人の場合には、合同葬が営まれるというケースは多いです。例えば、会社の重役や多大な功績を残した人物であれば、遺族と合同でお葬式が執り行われることになります。

もちろん、遺族が固辞した場合にはその限りではありませんが、会社の申し出によって密葬という形で済ませることはできない場合がほとんどです。合同葬を執り行うことが決まれば、殆どの場合において会社や団体が葬儀を主導することになるため、遺族はあまり口出しをすることができません。

こうしたことを忌避するのであれば、予め葬儀は密葬で行うことを相手方に伝えておくことで、回避することが可能です。しかし、人とのつながりというのは故人が逝去されたからといってすぐに切れるというわけではありません。

遺族が会社と合同で葬儀を行うことを回避した場合においては、その代わりにお別れ会や偲ぶ会などが執り行われることになります。もちろん、遺族や故人の遺志というのは尊重されるので、会社や団体が無理強いをするということはありません。

しかし、一度合同で葬儀を執り行うと決めた場合には、会社に任せる形で葬儀が進行していくと見ておいた方が良いでしょう。

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