合同葬の時の供花の選び方を知ろう

2017年04月29日
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合同葬とは会社や団体と、遺族が合同で葬儀を執り行う形となっています。通常葬儀では故人の冥福を祈る為に、さらに遺族の心を鎮めるという意味合いからも花を供えています。しかし実際に葬儀で利用する花は多種多様ですが何を選んでも全く問題が無いという訳ではありません。

葬儀では献花、供花、枕花の3種類の花が利用されています。献花・枕花は故人に対してお供えをする花と言う位置づけとなっていますが、供花はそうではなく、祭壇や式場を飾る為に供える花となっています。その為、会社や故人の名前が入った札が付いている事も少なくありません。

この場合に利用する花の種類は、実際には何を選んでも良いのではなく宗派合わせて選ぶようにするという事です。基本的には白を基調とした花を選び、会場や祭壇の様子に合わせてスタンド型にしたりアレンジしたりして飾るというのが現在の主流です。また地域によっても風習が違っており、さらに宗教によって生花で行わなければならず、造花は利用できないという場合も有ります。その為、まずはどのようなマナー・ルールになっているかを知り、それに合わせた選び方となります。

もう一つは、故人の好きだった花を選ぶという事です。実際に葬儀の場合は菊やユリ等の花も利用していますが、それ以外の花を使ってはいけないという訳ではありません。その為、故人が花好きの場合はそれに合わせて好きだった花を選ぶという事も可能です。

また、実際に供花を選ぶ場合に注意すべきポイントがあります。それは準備する時間が他のスタイルを選んだ時に比べるとはるかに短いという事です。社葬を行う場合はある程度式を執り行うまでに時間がある為、細かなところまで気を配って準備する事も可能です。

しかし合同葬の場合は故人が亡くなってから葬儀までの時間が数日と言う事になる為、準備期間が短く、どうしてもあわただしく動く事になってしまいかねません。また、実際に葬儀を行う場合は遺族の意向を聞きながら行っていく必要がある為、会社の方針だけで動く事は出来ません。だから花の種類自体も社葬の場合に選ぶタイプとはまた違っている場合も出て来ます。

したがって、実際に合同葬を行う場合はまずはごく一般的な花を選ぶという選び方も有りますが、それだけではなく地域や風習に会わせて選んだ利する事も有ります。そのケースによって違う為、まずはご遺族にどうなっているかを聞き、それに合わせて用意するようにします。

(関連情報)
知らないと大変!いまさら聞けない葬儀ノウハウ
http://www.shiranaitotaihen-sogi.org/
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